ぎっくり腰

妊娠・出産でぎっくり腰や腰痛をを防ぐには

普段の生活とはすべてが違う妊娠や出産に際して、腰痛やぎっくり腰は起こりやすくなります。その原因と対策をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。なぜ腰痛やぎっくり腰が起きやすくなるかですが、医学的には大きく2つ原因があるといわれています。

まずはホルモンバランスの変化によるものです。女性ホルモンのひとつに「リラキシン」というものがあります。「リラキシン」には「関節を緩める」作用があります。狭い骨盤の間を赤ちゃんが通って生まれる為に、関節をゆるめて通りやすくしてくれるものです。子供を産む為にはよいことで抑制すべきものではありませんが、関節がゆるむことで、体のバランスがくずれますし、妊娠により10キロほど増えた体重を支える能力も低下するため、腰痛やぎっくり腰が妊娠をしていない場合と比較して起きやすくなるのです。

もうひとつは、姿勢によるものです。胎児の成長とともに母親のお腹は大きくなり、無意識に後ろに重心を置いた姿勢になります。また、人間は寝ている間に寝返りをうつことで自分で体のずれを修正しているのですが、お腹が大きいことで満足に寝返りを打てずに修正が進まなくなります。日々少しずつずれていくことによって、腰痛やぎっくり腰へと発展するのです。

どちらにも言えることですが、妊娠期間中でも適度な運動をする事が腰痛やぎっくり腰対策に良いとされています。中でもウォーキングは優れており、胎児が下りてきやすくなる事で出産への手助けになる点、大腰筋を鍛えるのに適している点、そして、妊娠中はあまり動けず引きこもりがちになりやすいですが、30分程度のウォーキングでも外に出る事で引きこもってしまう事もなくなります。

女性にとってホルモンバランスが崩れる事は非常に不快ですし、妊娠・出産となると精神的にも肉体的にも気を付けなければいけない事が多いでしょう。そこで更に腰痛やぎっくり腰に見舞われるのは、ぜひ避けたいと思います。母体が安定していることが前提ですが、無理のない程度のウォーキングを試してみてはいかがでしょうか。


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