ぎっくり腰

ぎっくり腰の放置は危険! 体からの赤信号を見逃さないために

突然起こるぎっくり腰、一般的には2~3日すれば痛みも軽減すると言われています。このことから、痛みが引いた後にそのままぎっくり腰を放置してしまう人も少なくありません。逆に、体が全く動かなくなるまでぎっくり腰を放置している人もいます。しかし、これはぎっくり腰になってしまったという根本的な問題から目を背けていることに他なりません。

放置してしまったことで、繰り返しぎっくり腰になってしまい、癖になってしまっている人の割合も増えているのです。過去に一度でもなった方は要注意です。では、ぎっくり腰になってしまった人の体は、どういった状態になっているのでしょうか?

痛みが引いた後、筋肉そのものは健康な状態に戻らず固まった状態にあります。要するに、筋肉の伸縮がし辛い状態になっているのです。これは自覚症状を伴わないので、気付かない方の方が非常に多いのです。この状態は自然に治ることはありません。痛みが消えても、ぎっくり腰を起こした時と同じ状態なのです。

これが2回目、3回目ともなりますと次々に筋肉は凝り固まっていきます。凝り固まった筋肉の代わりを、他の健康な筋肉が補おうと働くので負担が増えていきます。凝り固まった筋肉が多くなればなるほど、痛みに対して鈍感になっていきます。これはクシャミや寝返りなど、日常の些細な動作ですら、ぎっくり腰を誘因しやすくなるということでもあるのです。

一度なってしまうとどうしていいかわからない方もいるでしょう。まずは安静にすること、腰に負担を掛けないこと。患部を冷やすこと、動けるようになったら一度は専門医に診てもらうことも考えてみてください。痛みが引いたからといって、ぎっくり腰の原因が骨盤のズレや関節調整が必要である場合もあるのです。

日頃から、ぎっくり腰にならないためには運動をすることが一番の予防策です。筋肉を鍛えることで、体の負担を減らすことができ、ぎっくり腰になりやすいストレスの解消にもなるのです。とはいえ、腰痛を持っている方は腰に負担が掛かる腹筋運動は避けるなど、あまり無理をしないことも大切です。

インターネット上で「ぎっくり腰」というワードで検索すると、効果的な方法として鍼灸や整体がかなりの数でヒットします。もちろんこれらも有効な予防策と言えますが、あくまで二次的な予防策だということを念頭に置いておくべきです。

大事なのはぎっくり腰になっても、そのままにしないこと。放置したことで、重篤な症状に陥ったという患者さんの話も聞くくらいです。甘く見てはいけません。必ず一度は専門医に診てもらうこと、これが大切です。


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