ぎっくり腰

ぎっくり腰は自然治癒が原則。痛みが引くまでは絶対安静が基本

ぎっくり腰というのは、重い物を持ち上げたり、腰を捻ったり、くしゃみをしたりと、何かの拍子に急激な腰への力が加わった場合に起こります。「ぐきっ」と激しい痛みが襲い、動けなくなってしまうものです。

この激しい痛みはかなりつらいものですが、2、3日で嘘のように治まり、一週間ほどでほとんどの痛みが取れてしまいます。

とはいえ、この激痛の時期は絶対安静で、出来るだけ腰を動かさないようにしてください。そして、痛みを軽減させるため、氷や冷湿布などで患部を冷やしましょう。この「安静」と「冷やす」ことで、ぎっくり腰は自然治癒するのです。

しかし、無理して動いてしまったり、入浴や温湿布などで温めてしまうと、痛みが悪化し、回復も長引いてしまうので気を付けましょう。

ぎっくり腰になると、慌てて病院へ行かねばと思う方もいらっしゃるでしょうが、激痛で動けない時に、無理をして病院へ行く必要はありません。この時期無理に動かしてしまうと、かえって痛みが悪化してしまい、逆効果となります。

まして、検査を受けないまま整骨院へ行ってマッサージを受けることなどは、絶対に避けましょう。ぎっくり腰というのは腰の捻挫で、筋組織が傷付いた状態です。傷を揉み解すことは、悪化させてしまうようなものです。しかも、原因が特定されないうちにマッサージを受けるのは大変危険です。もしも他の病気が原因であった場合には、その病気の悪化も招きかねません。

ですからぎっくり腰になったら、痛みが引くまでは安静にして、冷やすことだけに専念し、自然治癒させることが一番なのです。

ただ、痛みが数週間経っても取れなかったり、腰痛以外の症状があるといった場合には、他の病気も考えられます。まずは整形外科を受診し、レントゲンなどの検査で、原因を特定してもらいましょう。他の病気のあった場合は、また専門の治療が必要となります。

そして、自然治癒したからといっても、一度痛めた筋肉が元の状態に戻るまでは数カ月から数年は掛かるものです。その間は繰り返しぎっくり腰になる場合も多いので気を付けましょう。自然治癒には長い時間を要するものです。普段の生活においても、腰に負担を掛けない姿勢や動作を心掛け、筋肉に疲労が溜まらないようにしましょう。そしてさらに、腰の筋肉をほぐし、鍛えるためにストレッチなどの運動も習慣づけると良いでしょう。


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