ぎっくり腰

ぎっくり腰になりやすい原因の上位、肥満は万病の元!

日本人にとって現代病とも呼べる肥満。肥満は万病の元と呼ばれています。食の欧米化が進むにつれてもたらされた弊害と言って良いかもしれません。予備軍を含め、肥満と呼べる人の割合は年々増え続けています。

冒頭で肥満は万病の元、と言いましたがそれは大げさに言っているのではありません。肥満から派生するものの中で最もなりやすいものが、ぎっくり腰です。なぜかと言うと、肥満は増加した体重で腰に大きく負担が掛かっている状態です。増えた体重=脂肪と言う名の重りであり、体重増加に対して体を支える筋肉の発達が追い付いていないのです。これは常に爆弾を抱えている状態です。

肥満の判定は、身長と体重から計算されるBMIという数値で行われています。このBMIという言葉、おそらく多くの人が聞いたことがあるのではないでしょうか。「Body Mass Index(肥満指数)」の略称です。BMI=体重(kg)÷{身長(m)×身長(m)}で数値を導き出すことが出来ます。

日本人の平均は18.5以上25未満で、それ以上は肥満とされています。中には、体重が増加しても見た目がほとんど変わらないと言う方がいると思いますが、体にたまる脂肪の量のうち、内蔵にたまる脂肪が最も危険とされています。内蔵脂肪型肥満かどうかの判定は、腹囲の測定で判定されます。厚生労働省の基準では、男性が85㎝以上、女性が90㎝以上でこの内臓脂肪型肥満と判定されるのです。

内蔵脂肪型肥満自体は病気ではありませんが、高血圧や糖尿病、動脈硬化になりやすくなるアディポサイトカインというホルモンのような物質が多く分泌されやすくなります。肥満は、百害あって一利なしなのです。

先ほどご紹介したBMIの計算で、肥満に満たない数値で安心したという方も他人ごとではありません。ぎっくり腰にならないためには、普段から運動することが大切なのです。運動はぎっくり腰の予防に最適です。通勤・通学を徒歩に切り替えたり、エスカレーターやエレベーターの使用を控え、階段の上り下りを積極的に行うなど、できるとこから少しずつ切り替えてみてはいかがでしょうか。

ただし、無理は禁物です。いくら肥満予防とはいえ、いきなりハードな運動を始めるのは身体に大きな負担がかかってしまいます。最初からそのような状態で、今後も運動を続けていけるかというと、おそらくは多くの人が続かないはずです。何事も継続が大事です。千里の道も一歩から、肥満にならないようできるところから始めてみましょう。


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