ぎっくり腰

ぎっくり腰と生理の関係、予防策を伝授!

月に一度、女性の身体面に影響し様々な変化を起こす生理。月経前になるとイライラしたり、下腹部に痛みを感じたりするなどの身体面・精神面において不快な症状に悩まされる方は多いです。「月経前症候群(PMS)」と呼ばれるこれらの症状は、人によって症状もまちまちです。もっとも、排卵のある女性であれば、誰にでも起こり得ることであり特別なことではありません。

しかし、酷い場合になると生活に支障が出るくらい酷い症状である場合も少なくはありません。このように極端に重度の場合は、「月経前不機嫌性障害(PMDD)」と呼ばれます。近年では、適切な治療が必要なPMDDのような症状を訴える女性は増加傾向にあるようです。

さて、このPMS/PMDDの症状のうち、上位を占めるのが腰痛です。排卵後から月経の期間は、黄体ホルモン(プロテスゲン)が分泌されている影響によって、骨盤や腰などを含めた全身の関節が緩くなります。このことから、黄体期の間はぎっくり腰になりやすい体内環境にあるのです。腰から臀部の中間あたりにある仙腸関節は、ぎっくり腰になりやすい箇所です。関節が緩んでいる黄体期においては特に注意が必要です。

とはいえ、ぎっくり腰は意図しない時に起こります。生理期間中は特に注意が必要ですが、普段より予防策を取っておくことは大切です。予防策としては、まず疲労やストレスをためないことが一番です。女性のオーバーワークも珍しくない現代です。このような時にやってしまいがちな長時間同じ姿勢は禁物、小休止も兼ねてデスクワークの方ならば立ってみたり、立ち仕事の方は座ることが厳しければ違う体勢を取ってみるなどしてみては。疲労やストレスが溜まっている段階で、すでに発症してしまう土台は整っているのですから、あまり無理をしないことが大切なのです。

黄体期は骨盤周りに血流が集中し、その影響で手足や腰の血流は滞りがちで、体は冷えやすくなっています。冷えは万病の元とも言います、冷やさないように体を温かくしておくことは大切です。温かい湯に少し長めにつかるのがお薦めです。発汗を促す半身浴も良いでしょう。この他、バランスの良い食生活も大切です。生理の折に不足しがちな鉄分を摂取することも忘れないでください。

実は私も、生理期間中の腰痛に悩んでいました。体を温かくすることだけでも症状はかなり和らぎました。生理の折の腰痛やぎっくり腰に悩む女性の方々には、ぜひとも試して頂きたいと思います。最後に酷い痛みがあるようでしたら、無理をせずに専門医に診てもらうようにしてください。


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