ぎっくり腰

立ち仕事でもぎっくり腰になる。ぎっくり腰になりやすい姿勢と予防

ぎっくり腰はデスクワークの人に多いと言われがちですが、立ち仕事でも起こります。人間は自己修復の意識がありますので、一日中まっすぐ立っている事はできません。まっすぐ立っているつもりでも、無意識に片足ずつ重心を移動させたり、ほんの少し歩あるくなどをしてもう片方の足を休ませています。では、立ち仕事の方にとって、どのような姿勢が危険なのでしょうか。

レストランや飲食店の洗い場などのお仕事は、大変危険な姿勢であると言えます。大抵の流し台は腰くらいの高さにあります。直立の状態で洗い物をしようとすれば、できないわけではないかもしれませんが、難しいでしょう。恐らく多くの場合、腰までは直立で腰から上は前かがみで行うのではないでしょうか。そのままの姿勢を続けた場合、洗い物が終わった後に筋肉の収縮がうまくできず、ぎっくり腰が起こる可能性が高いです。

デパートなどの店員は、仕事柄ハイヒールを履かなければならない状況も多いでしょう。ハイヒールは踵が高い位置にありますので、体重のほとんどをつま先で支える状態になります。それによって骨盤は前に傾き、首も前に出ます。本来人間の体は、非常にゆるやかなアルファベットの「S」のようなカーブをしているのですが、ハイヒールにより「逆S」のようなカーブになってしまいます。腰は反り、正常時は腰、肩、首をつかって頭を支えるところを、首だけで頭の重みを支えなければいけない為、肩こりと腰痛が一緒におきる可能性があります。

どちらの場合もできるものであれば楽な姿勢で取り組みたいと思います。仕事となると、おおっぴらにストレッチなどを取り入れるのは難しい場合も多いでしょう。そこで、簡単にできる予防策をご紹介します。同じ姿勢で立っている事が多い方は、つま先立ちとかかと重心を交互に行うと良いでしょう。ハイヒールの着用が必須の環境の方は、転ばないように注意が必要ですがかかと重心を取り入れるのがのぞましいと思います。

また、どちらにもいえる事ですが、休暇のときは仕事と同じ姿勢を極力とらない事も重要です。家事などでは、仕事のように長時間同じ姿勢という事は多くはないでしょうし、ハイヒールも義務ではなくなりますので履かずに済むでしょう。もしご自分のお仕事がこのような姿勢をとるものであるのなら、ぎっくり腰になりやすい事はわかっていますので、できる限り予防をしてみてはいかがでしょうか。


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