ぎっくり腰

ぎっくり腰を予防したい!対処したい!治療したい!

ぎっくり腰 原因

ぎっくり腰の原因や基礎知識

まずは『ぎっくり腰』がどういったもの疾患なのか正しく理解しましょう。また原因や基礎知識を知っておくこととでこれからの予防や治療、症状の改善に役立てることができます。
ぎっくり腰 治療

ぎっくり腰の治療・改善について

発症してしまったぎっくり腰を治すためにどうすればいいのか?病院の整形外科?接骨院?また鍼灸などの選択肢もあります。自身にあった治療方法を探すため、様々な情報を得ましょう。
ぎっくり腰 症状

ぎっっくり腰の症状について

一口にぎっくり腰といっても軽いものから重いものまで様々。また痛む箇所も人それぞれで疾患のある場所によって対処法が変わってきます。痛む箇所と対処法をまとめました。
ぎっくり腰 予防

ぎっくり腰の予防について

歳を重ねるごとにぎっくり腰のリスクは上がってきます。どうすればぎっくり腰を発症しなくて済むのか、また一度発症、治療したぎっくりを再発させないためにはどうすればいいのか?
ぎっくり腰 対処法

ぎっくり腰の対処法について

ぎっくり腰になってしまった!!さぁどうすればいい!?冷やすのか温めるのか?安静にする体制は?また救急車を呼んでしまっても大丈夫なのか?そんな疑問にお答えします。

左側だけが痛む・・そんな片側の痛みもぎっくり腰には当たり前!?

ぎっくり腰というのは、重い物を持ち上げたり、腰を捻ったり、くしゃみをしたりといった何かの拍子に、腰に急激な力が加わって起きるものですが、実はもともと腰の筋肉に疲労が蓄積されている場合に起こりやすいのです。疲労が蓄積されて弱っている腰の筋肉が、急激な力によって損傷し、炎症を起こすのです。いわば腰の捻挫です。そして、この損傷した筋肉の場所によって、痛む場所も違ってきます。

2、3日は激痛で動けないほどのつらいものですが、この腰の痛みも人それぞれで、真ん中が痛む人もいれば、左右どちらかの腰が痛むという人もいます。この左右どちらかの痛みの場合、骨盤の歪みや、腰椎の筋肉がどちら側に腫れているかによります。左側に腫れていれば左側の腰が痛みますし、右側に腫れていれば右側が痛むのです。

背骨の歪みによって椎間板が変形して起こる「椎間板ヘルニア」なども、この左右どちらかの痛みに関係しています。この椎間板ヘルニアの症状として、神経が圧迫されて起こる「坐骨神経痛」というものがありますが、この坐骨神経痛によって腰に疲労が溜まります。この状態が積み重なると、ぎっくり腰になりやすいのです。長時間のデスクワークや車の運転をしたり、重い物を運ぶといった仕事で坐骨神経痛がひどくなると、何かの拍子にぎっくり腰になりやすいのです。

そして、この椎間板ヘルニアが左側にあるか右側にあるかで圧迫される神経もどちら側かになり、坐骨神経痛が出るのもどちらか片側である場合が多いのです。結果、ぎっくり腰の痛みも左側であったり右側であったりするというわけです。

疲労が溜まったり、冷えたりすると、このぎっくり腰への悪循環が起きやすいので、普段から腰に負担の掛かりやすい人は、日常生活において注意が必要と言えますね。腰を冷やさず、負担の掛からない姿勢や動作を心掛け、腹筋や背筋などの腰回りの筋肉を鍛えることが効果的でしょう。

また、腸の位置によって、便器気味の人は左側、下痢気味の人は右側が痛くなりやすいという説もありますが、これはあまり根拠がないといえましょう。

しかし、問題となるのが、腎臓や脾臓など、内臓の炎症などが要因となっている場合です。こうした他の病気が原因で、左側、もしくは右側にぎっくり腰の痛みが出ているようであれば、もちろんそちらの治療が必要となります。ですから、数週間以上痛みが続くようであれば、早めに整形外科を受診し、レントゲンでの診断を受けることをおすすめ致します。

ぎっくり腰の腫れは筋肉の炎症です。よく冷やして治しましょう!

重い物を持ち上げたり、身体を捻ったり、くしゃみをしたりといったきっかけが原因で起こるぎっくり腰。このぎっくり腰は、実は疲労が溜まって弱っている腰の筋肉に、こういった急激な強い力が加わって捻挫をした状態です。筋繊維が損傷し、炎症を起こしている状態なのです。

ですから、患部には激しい痛みと腫れがあります。これは、筋肉の断裂によって、内出血を起こしているからです。この激しい腫れと痛みは2、3日続くので、この間は絶対安静を保ち、腫れている患部を冷やすことが大切です。炎症によって腫れている箇所を冷やすことで、血管を収縮し、痛みと腫れを軽減させます。

この腫れと痛みの激しい時期に無理をして動いたり、入浴や温湿布などで温めてしまうと、炎症がひどくなって、結果腫れと痛みも悪化してしまいます。くれぐれも注意をしてください。

そして、腫れと痛みが治まったら、今度は硬くなった筋肉をほぐすため、温めて血行を良くしたり、マッサージやストレッチをしましょう。こうして筋肉をほぐすことによって、固くなったり、腫れたりすることを防ぎ、ぎっくり腰を完治させます。

さらに、繰り返しぎっくり腰にならないよう、普段から腰に疲労が溜まらないよう、負担を掛けない姿勢や動作を心掛けたり、腹筋や背筋など腰回りの筋肉を鍛えたりすることが大切です。再び筋肉や靭帯に傷が付き、炎症を起こして腫れないよう気を付けましょう。

ただ、あまり腫れがひどい場合や、痛みが治まっても腫れが引かない場合、また腰以外に腫れのある場合などは、他の病気が要因となってぎっくり腰が引き起こされたとも考えられます。早めに整形外科を受診し、レントゲンを撮って診断をしてもらいましょう。他の病気を併発している場合は、そちらの治療が必要となります。

風邪を併発・・とも言い切れない?ぎっくり腰の発熱は要注意!

ぎっくり腰は腰の捻挫です。重い物を持ち上げたり、腰を捻ったり、くしゃみをしたりといった何かの拍子に、腰に強い力が加わって起こります。弱っていた筋肉が損傷し、炎症を起こしてしまった状態です。激しい痛みが2、3日続き、動けなくなってしまうつらいものです。

この激痛の時期は絶対安静が第一です。そして、この激しい痛みは、筋肉に傷が付いてしまったことによるものなので、患部は炎症を起こし発熱します。ですから冷やすことも大切です。熱を取ることで血管を収縮させ、痛みを軽減させることが出来ます。そして、熱を持ってしまわぬよう、入浴や温湿布などで温めることも厳禁です。血行が良くなり、痛みが激しくなってしまうので注意しましょう。

しかし、こうした患部の発熱だけでなく、体温が上がってしまう発熱も稀にみられます。一番に考えられるのが、筋肉が弱っていたのと同様に、体力も弱っていた場合です。抵抗力が弱っていたために、ぎっくり腰と風邪などを併発するケースは意外に多いものなのです。この場合は、ぎっくり腰同様、安静にし、解熱鎮痛剤を服用することで、数日で治まります。

また、人は炎症を抑えるために発熱する場合があります。ぎっくり腰は筋肉の断裂が原因なので、その傷と炎症を抑えようと、発熱するといった見解もあります。しかし、この場合も同様に安静にしていればぎっくり腰の回復と同時に熱も下がるでしょう。

ぎっくり腰の発熱で一番問題となるのは、内臓疾患や、悪性腫瘍、感染症などによるものです。つまり、他の病気が要因となって、ぎっくり腰を引き起こした場合です。

本来整形外科的には発熱といった症状はみられないものですから、こうした他の病気の可能性も否定出来ません。もしもぎっくり腰の痛みがなかなかひかないとか、発熱が治まらない場合には、早めに整形外科を受診し、レントゲンでの診断をしてもらいましょう。他の病気が要因である場合には、そちらの治療が必要となります。

吐き気は要注意!?ぎっくり腰に隠された他の病気の疑いも!

ぎっくり腰とは、重い物を持ち上げたり、腰を捻ったり、くしゃみをしたりといった、急激に腰に強い力が加わったことが原因で起こります。しかし、実際は、腰の筋肉に疲労が蓄積されている場合に起こりやすいものです。弱っている筋肉が、こういったきっかけで損傷し、捻挫を起こしてしまうのです。

2、3日は激しい痛みのため動けないので、安静にして患部を冷やします。こうして傷付いた筋肉を休ませ、血管を収縮して痛みを軽減させれば、痛みはほぼ1週間ほどで治まります。

しかし、中には痛みの他に吐き気を伴うといったケースもあります。この吐き気の原因にも色々ありますが、一番多いのが、激しい痛みによってショック状態や貧血状態になる場合です。この場合は、痛みの治まりと共に吐き気も治まるので、特に心配は要らないでしょう。安静にし、患部を冷やし、鎮痛剤などで痛みを軽減させましょう。

吐き気の原因として他に考えられるのは、腰と密接に繋がっている首や肩の筋肉までもが緊張している場合です。こうした首や肩のこりによって、頭痛を伴う吐き気が起こってしまうのです。この場合も、筋肉が固くなってしまったことが要因なので、腰の痛みが治まったら、ストレッチやマッサージなどで、腰だけでなく、肩や首の筋肉も温めたり、ほぐしたりすることで吐き気も治まるでしょう。

一番問題となるのが、この吐き気が消化器系の胃や十二指腸からきている場合です。これらの内臓が炎症を起こして腫れると、近くの、つまり腰の神経を圧迫して腰痛を起こします。そしてそれがぎっくり腰の要因となるのです。この場合は、もちろん内臓の疾患を治療しなければなりません。

ですから、ぎっくり腰で吐き気を共なった場合は、早めに整形外科を受診し、レントゲンでの診断をしてもらいましょう。内臓疾患が隠されていないか、ぎっくり腰の要因を調べることが大切です。

ぎっくり腰の痛みは内出血!?捻挫は筋肉の傷なのです!

ぎっくり腰というのは、何かの拍子に腰の筋肉に強い力が加わって、筋繊維が断裂してしまうことによって起こります。いわゆる腰の捻挫状態です。捻挫ですから、筋肉や靭帯が損傷し、内出血を起こしている状態です。この内出血による腫れが神経を圧迫するため、激しい痛みが起こるのです。

そのため、ぎっくり腰になると、ひどい激痛のため動けなくなってしまいます。この激痛が続く2、3日は、内出血や炎症を抑えるために、患部を冷やし、血管を収縮して痛みを軽減させましょう。氷や冷湿布、冷却ジェルなどで冷やしてください。そして出来るだけ動かさず安静にしていることも大切です。傷と同じなのですから、動かさず冷やすことが一番の治療となります。

反対に、入浴や温湿布などで温めると血行が良くなり、痛みがひどくなってしまいますし、マッサージなどで揉んだりするのも良くありません。傷があるのですから、揉めば炎症もひどくなってしまいます。

しかし、痛みが治まったら、内出血が治まったということになるので、今度は筋肉をほぐすために温めたり、マッサージしたりといったリハビリも、完治に効果的となります。そして、再び筋繊維の断裂による内出血を起こさないよう、普段から腹筋や背筋などの腰回りの筋肉を鍛えることも大切です。定期的に整体院や鍼灸院などに通ってメンテナンスを受けるのも良いでしょう。

ぎっくり腰のきっかけは、重い物を持ち上げたり、腰を捻ったり、くしゃみをしたりといったものですが、そういったきっかけによって筋肉が損傷しない状態にしておくことが大切です。腰に負担を掛けないような正しい姿勢や動作を心掛けるなど、日常生活を改善し、普段から腰に疲労が蓄積されないようにすることが重要なのです。

ぎっくり腰そっくりな背中の痛みは一体何?背中にもぎっくりが・・?

何かの拍子に突然腰に激痛が走り、動けなくなってしまうのがぎっくり腰です。皆様も一度は耳にされたことがあると思います。しかし、このぎっくり腰と同じような症状が、背中にも起こることがあるのをご存知でしょうか。

ぎっくり腰同様、重い物を持ち上げたり、身体を捻ったり、くしゃみやせきなど、何かの拍子に背中に激痛が走り、動かせなくなってしまうのです。腰もつらいですが、背中もかなりつらいものです。背中の部分には内臓もありますし、範囲も広いので、ひどいと息をするのにも痛かったり、寝たきり状態で起きられなかったりする場合もあります。

対処法もぎっくり腰と同じで、痛みの激しい数日間は安静にして休んでいることが第一です。そして患部を湿布などで冷やして、痛みを軽減させましょう。入浴や温湿布などで温めてしまうと、血行が良くなって痛みがひどくなってしまうので避けてください。

きっかけは些細なことで起こる、この背中の痛みですが、実は筋肉に疲労が溜まり、緊張している場合に起こりやすいのです。肩こりや腰痛が原因で、筋力が低下している場合にも起こりやすいです。弱っている筋繊維が何かの拍子に傷付いてしまうというわけですね。いわゆる腰の捻挫だと思っていただければわかりやすいでしょう。

ですから、職業柄、日頃から背中に負担が掛かり、疲労が蓄積されている方や、肩こり腰痛など、背中と密接な筋肉が緊張している方などは、特に気を付けていただきたいと思います。普段から姿勢や動作を正しくしたり、腹筋や背筋を鍛える運動などを習慣付けると良いでしょう。

それでも、背中がぎっくりになってしまったら、まずはしっかり治すため、痛みが治まったらストレッチやマッサージなどで筋肉をほぐし、温めて血行を良くするなどの処置をしてください。一度傷んだ筋肉はなかなか元通りにはなりませんから、気長にリハビリし、その後再び繰り返さぬよう、運動などで筋力を付け予防をしましょう。

ただ、気を付けねばならないのが、背中のぎっくりの場合、内臓の疾患から痛みがきている場合も少なからずあるということです。あまりにも痛みが激しい場合や、なかなか痛みが治まらない場合は、早めに整形外科を受診し、レントゲンなどの検査を受けてください。他の病気が原因となっていないかを調べてもらうことは重要です。

ぎっくり腰でもお風呂に入りたい!おすすめの入浴方法解説

ぎっくり腰は患部が炎症をおこしていることから、入浴は禁止にちかい表現で指導される場合が多いものです。しかし、ぎっくり腰になった直後のあの痛みでかいた嫌な汗を流したいですよね。そうでなくても、入浴は毎日欠かさない方がほとんどだと思いますので、数日入浴できないというのはなにかと厳しいのではないでしょうか。そこで、ぎっくり腰でもなんとかお風呂にはいれるように、入り方を解説します。

まずは準備です。湿布を患部に貼って患部の温度をなるべく冷たいままで保てるようにしましょう。湿布の上からは、あれば専用の防水シートがのぞましいですが、お金をかける必要もありませんので、ビニール袋で代用しましょう。ビニール袋を絆創膏などで固定すれば、短時間であれば濡れませんし、直接お湯がかかるのを防ぐだけでも準備をせずに入った場合と比較すると効果はあります。また、動けるときであれば簡単にできる入浴作業も、痛みにより動きをかなり制限されますので、ご自分が思っている以上に時間がかかるものです。事前の準備で少しでも悪化の可能性を防ぎましょう。

また基本ではありますが、湯船にはつからないことです。それでは意味がないと仰る方もいるかもしれませんが、汗を流す事はできますし、体をふくなどで対応した場合1番の問題となる洗髪もできます。また、シャワーは一部をぬらさないことに非常にすぐれておりますので、顔側からシャワーをあてるようにし、できるだけ背面にお湯がかかり続けないよう工夫しましょう。

治りかけで冷やすことを既にやめている場合は、つい油断して湯船につかってしまい悪化という事も少なくはありません。完全に治るまでの間で湯船につかる場合は、油断せずに必ずいつもより温度を下げて入るようにしましょう。

自宅で揉む!ぎっくり腰のマッサージポイント解説

ぎっくり腰で患部を揉むのはご法度です。一部の整体院や病院では揉む方法をとる場合はありますが、少なくても素人がやっていいことではありません。しかし、ただ冷やして安静にしているだけの状況で、何か他に効果のある方法を試したくなる気持ちはよくわかります。そこで、素人でもできて効果のあるマッサージのポイントをご紹介しましょう。

ぎっくり腰なりたての方が一人で行う場合は、手の指の付け根を揉むのが効果的です。逆の手の人差し指と中指で反対の手の指1本を挟むようにして力を加えます。動けない状態で一人でできるのがメリットですし、すぐ腰が痛くなくなるわけではありませんが、指を揉むこと自体が心地よいものですので、「腰が痛い」という感覚が脳に信号として送られるのを軽減されますので、多少なり即効性もあります。手の指にかんしては、薬指に交感神経があり薬指1本だけを揉んでしまうと別の問題が起きる可能性がありますので、揉むときは両手すべての指を揉むようにしましょう。

ぎっくり腰治りかけの方が一人で行う場合は、すこし普通の体勢がとれるようになっているはずですので、手よりも効果的な足の指をマッサージします。揉み方は同様に人差し指と中指で挟むようにします。すべての指を揉んでかまいませんが、足の場合は両足の親指と小指を重点的に揉むとより効果的でしょう。

最後に、どなたか揉むのを手伝ってくださる方がいる場合についてです。その場合も腰を直接揉むのは避けてください。また、痛いと思うようであればすぐにやめるようお願いします。揉む場所は、お尻と腰より上の肩、首です。人間の筋肉はおおきく言えば首、肩、腰、お尻までつながっておりますので、腰以外の部分を揉むことで直接腰を揉まなくても、腰へのアクションが行えます。揉むときはタオルなどをかけるとすべりがよくもみやすくなりますので、揉む側の方への負担も軽減できるでしょう。

どの方法も、素人が行う場合については痛いと思ったらすぐやめるのが重要です。力具合は「痛い」ではなく「心地よい」を目指すようにし、揉み返しがくるような強い揉み方はしないように心がけましょう。

必読!ぎっくり腰になった直後と治りかけで対処方法が違う!

ぎっくり腰になってから日がたち、痛みも随分やわらいだが完全ではない状態。また悪化するのではないかと不安にかられ日常生活に支障をきたす場合も少なくはないでしょう。治りかけのぎっくり腰を少しでも早く治す為のポイントを解説しましょう。

ぎっくり腰になってから、患部は冷やすように、絶対に温めてはいけないといたるところで言われてきた事でしょう。しかし、冷やすのをやめるのがポイントになります。炎症は体内で体が治ろうと修復作業をしている際に発生する熱が原因です。冷やすことでこの修復速度は遅くなり、痛みは緩和されるというシステムです。そうなると、治りかけの痛みの少ない状況で冷やすと、元々たいした痛みではない状態ですので快復速度が遅くなるだけという最悪の状況に陥っている可能性があります。

では、治りかけのときはどのようにすればよいか。さきほどのお話でおわかりいただけたように、冷やさずに温めることです。ぎっくり腰になってからは避けてきたであろう、ぬるめのお風呂にゆっくりつかるのも良いでしょう。日中にできる方法としては、貼れるタイプのホッカイロが使いやすく効果的だと思います。患部に直接貼るのではなく、下着などの衣服の上から患部付近をあたためるように貼ります。ぎっくり腰になってから初めて貼る場合、痛むのではないかと不安があると思いますので、何枚か服を重ねて急に高温で温められる状況を避け、問題ないと判断してから体に近い衣服に貼るようにすれば良いでしょう。

もうひとつ、ぎっくり腰になってからは安静にしている為寝てばかりいたのではないでしょうか。安静が必要な時期でしたので、それは正しいことです。しかし、痛みがひき治りかけの場合は話しが違ってきます。1週間ほど動かないことは、人生のなかでそうそうないことです。思った以上に体力、筋力が衰えていることでしょう。ぎっくり腰初期は絶対安静ですが、ぎっくり腰治りかけは腰に負担をかけず動くことも重要なのです。腰への負担をかけないことは、なれるまでは意識するだけでは難しいものです。そこで、サポーターやコルセットで補助しましょう。薬局などで簡単に手に入りますし、むかしに比べて付け心地もよく、締め付け感よりは安定感を体感できる事でしょう。

ぎっくり腰なおりかけは、腰に負担をかけず温めて適度に動く。ぎっくり腰になった直後と真逆のことをしますので、不安があるかもしれません。しかし、理にかなった方法ですので、試してみてはいかがでしょうか。

毎日10回ずつの習慣で、繰り返すぎっくり腰を防ぐ!

ぎっくり腰は繰り返すとよく言われますが、繰り返す可能性は実際に高いでしょう。それがわかっているのであれば、繰り返さないように事前に対処をする事も可能ではないでしょうか。自分で出来る対処法をまとめてみますので、ぜひ習慣づけていただき、ぎっくり腰が繰り返すのを防ぎましょう。

ぎっくり腰を起こす理由のひとつとして、筋力不足が多いといわれています。学生時代なら体育などの授業で少なからず体を動かしていたと思いますが、社会人になってからはほとんどの方がまったくといっていいほど、運動をしなくなります。それによって、腹筋と背筋のバランスが悪くなり、普段の生活では気づかないうちに腰への負担が増えていくのです。体を鍛えるのは大変ですが、なにもスポーツ選手のように、100回腹筋をしろなどというものではありません。1日10回ずつでかまいません。腹筋を10回、背筋を10回、必ず両方同じ回数やりましょう。片方だけが強いと、バランスはさらに崩れぎっくり腰の可能性が増えてしまうからです。

また、やろうと思っていても「疲れて眠ってしまった」などの理由でできない日が発生すると習慣がなくなってしまい意味が無くなってしまいます。続けてきたそれまでの日が無駄になってしまうのを避けるよう、毎日腹筋をする時間を作業と作業の間に設定するのが効果的です。また、それをする事で遅刻する可能性のある時間などはあらかじめ避けて設定するのも重要です。例をあげますと、「帰宅してから夕飯を食べる間に必ずやる」などが良いと思います。帰宅から夕飯までと時間にアバウトさをだす事でやらなければいけない負担を軽減し、夕飯後はゆっくりしたい場合が多いと思いますので、その前にやってしまう。10回ずつですので、相当ゆっくり行っても5分もかからないでしょう。寝る前と夕食後はやらなくなる可能性が非常に高いので、避けるのをおすすめしたいです。

腹筋と背筋のバランスを保ち、運動する事がなくなった体に少しだけでいいので筋肉をつけてあげてください。ぎっくり腰対策以外にもプラスになることですので、ぜひ習慣づけましょう。

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