ぎっくり腰

繰り返す腰痛はぎっくり腰の後遺症?治っても続く腰痛を治すために

一度ぎっくり腰になった人が、後遺症に悩まされるといった場合がよくあります。腰痛が慢性化したり、ぎっくり腰を繰り返すといったものですね。しかし、実際はぎっくり腰に後遺症というものはなく、こういった後に残る症状は、ぎっくり腰が完治していない状態であると言えるのです。

ぎっくり腰というのは、重い物を持ち上げたり、腰を捻ったり、くしゃみをしたりといった急激な腰への強い力が加わって起こるものですが、一般的に腰に疲労が溜まった状態の時に起こることが多いのです。重い物を運ぶとか、長時間のデスクワーク、車の運転など、日常的に腰に負担のかかる仕事をしている人に多くみられるのはこのためです。

このように負担が掛かって、筋肉に疲労が溜まった状態の腰に強い力が加わると、耐えかねる力に痙攣が起き、筋肉が炎症を起こすのです。いわば腰の捻挫状態です。このぎっくり腰状態になると、激痛が2、3日続き、一週間ほどで大体の痛みが取れます。通常でしたら、この痛みが引いた時点で普段通りの生活に戻ることが出来、数週間で完治となりますが、腰に負担の掛かる生活をしている人がそのままの生活を続けては、なかなか完治には至らないのです。

一度傷付いた筋肉が元通りになるには、数年はかかるともいわれています。ぎっくり腰はそれだけ完治するのに時間が掛かるということです。ですから、腰痛が慢性化したり、ぎっくり腰を繰り返すというのは、後遺症というよりは、完治していなくて、腰痛が続いたり、ひどくなったりしている状態といえます。

しかし、中には他の病気が原因で痛みが長引いている場合もありますので、痛みが続く場合は、まず整形外科を受診し、レントゲンで骨や筋肉、内臓など、他に要因がないか調べてもらいましょう。もし異常がなければぎっくり腰の名残といえます。

こうした腰痛の慢性化や繰り返すぎっくり腰を予防するには、なるべく腰に負担を掛けないような姿勢や動作を心掛けるなど、生活を改善したり、腹筋や背筋などの腰回りの筋肉をほぐしたり鍛えたりすることが大切です。ですから、ストレスや疲労を溜めないよう、普段から気を付け、ストレッチやマッサージなどのアフターケアを行うことで、後遺症といわれる症状となるのを防ぎましょう。


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