ぎっくり腰

腰じゃなくておしりが痛い?実はぎっくり腰に多い臀部の痛み

何かの拍子に腰にグキッと衝撃が走るぎっくり腰。きっかけは重い物を持ち上げたり、腰を捻ったり曲げたり、くしゃみをした時など、急に力が加わったことで起こりますが、その多くが、日頃から腰に負担が掛かり、疲労が溜まっている場合に起こりやすいものです。

このぎっくり腰は、動けないほどの激痛が2、3日続き、1週間から数週間かけて治まっていきますが、いわゆる腰の捻挫で、炎症を起こしている状態ですので、その痛めた箇所によって、痛む場所も微妙に違ってきます。もちろん名前の通り、腰が痛むのはもちろんですが、意外に多いのがおしり、つまり臀部の痛みです。捻挫を起こした場所によっては、臀部(おしり)の痛みを強く感じる場合もあります。

また、腰・臀部・大腿部というのは、神経で密接につ繋がっているため、痛みが伝わって同時に痛くなったり、お互いの筋肉をかばい合って他の部分が痛くなったりもします。ですから、一般的に腰痛と言っても、実はおしりが痛む場合が多いのです。ぎっくり腰の痛みも同様で、おしりが痛むことも多いのです。

さらに、普段から長時間座っていることの多い人など、臀部への負担が大きい人が、ぎっくり腰になった場合は、余計におしりの痛みが強いものです。臀部の筋肉に疲労が溜まっているのが原因で起こったともいえるでしょう。

そして注意が必要なのが、そういったおしりの痛みが引かない場合です。通常ひどい痛みは2、3日で引いてきますし、1週間もすれば、痛みはかなり無くなるものです。しかし、これが数週間経っても治まらないばあいは、別の病気を発症していると考えられます。一番に考えられるのが、椎間板ヘルニアや坐骨神経痛で、おしりや脚の痛み・しびれが特徴です。もちろん他の病気の可能性もあるので、痛みが続くようであれば、整形外科を受診し、レントゲンなどの検査を受け、正しい診断を仰ぎましょう。

しかし、ぎっくり腰では、腰だけでなくおしりが痛むことはよくあることです。とりあえずは、絶対安静と、患部を冷やすことを第一にし、まずはぎっくり腰を回復させましょう。


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