ぎっくり腰

風邪を併発・・とも言い切れない?ぎっくり腰の発熱は要注意!

ぎっくり腰は腰の捻挫です。重い物を持ち上げたり、腰を捻ったり、くしゃみをしたりといった何かの拍子に、腰に強い力が加わって起こります。弱っていた筋肉が損傷し、炎症を起こしてしまった状態です。激しい痛みが2、3日続き、動けなくなってしまうつらいものです。

この激痛の時期は絶対安静が第一です。そして、この激しい痛みは、筋肉に傷が付いてしまったことによるものなので、患部は炎症を起こし発熱します。ですから冷やすことも大切です。熱を取ることで血管を収縮させ、痛みを軽減させることが出来ます。そして、熱を持ってしまわぬよう、入浴や温湿布などで温めることも厳禁です。血行が良くなり、痛みが激しくなってしまうので注意しましょう。

しかし、こうした患部の発熱だけでなく、体温が上がってしまう発熱も稀にみられます。一番に考えられるのが、筋肉が弱っていたのと同様に、体力も弱っていた場合です。抵抗力が弱っていたために、ぎっくり腰と風邪などを併発するケースは意外に多いものなのです。この場合は、ぎっくり腰同様、安静にし、解熱鎮痛剤を服用することで、数日で治まります。

また、人は炎症を抑えるために発熱する場合があります。ぎっくり腰は筋肉の断裂が原因なので、その傷と炎症を抑えようと、発熱するといった見解もあります。しかし、この場合も同様に安静にしていればぎっくり腰の回復と同時に熱も下がるでしょう。

ぎっくり腰の発熱で一番問題となるのは、内臓疾患や、悪性腫瘍、感染症などによるものです。つまり、他の病気が要因となって、ぎっくり腰を引き起こした場合です。

本来整形外科的には発熱といった症状はみられないものですから、こうした他の病気の可能性も否定出来ません。もしもぎっくり腰の痛みがなかなかひかないとか、発熱が治まらない場合には、早めに整形外科を受診し、レントゲンでの診断をしてもらいましょう。他の病気が要因である場合には、そちらの治療が必要となります。


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