ぎっくり腰

首にも起こるぎっくり腰!?かばい合って痛む密接な関係とは

いきなり腰に「グキッ」と激しい痛みが走るのがぎっくり腰ですが、実は首にも同じような状態になる場合があるのをご存知でしょうか。首と肩、腰は筋肉が密接に繋がっているので、どこかを傷めると、そこをかばって他に負担が掛かり、今度はそちらを痛めてしまう・・ということはよくあるのです。

たとえば腰に負担が掛かって筋肉に疲労が溜まると、何かの拍子に腰に強い力が加わった時に、捻挫を起こしてしまいます。これがぎっくり腰ですね。同様に、肩や首に負担が掛かって疲労が溜まると、何かの拍子に首が捻挫状態になってしまいます。ですからぎっくり首と呼ばれる場合もあります。さらに、肩も同様に肩甲骨周りを傷めて、背中が痛くなるといったケースもあります。これらは筋肉のつながりによって、他をかばったために連鎖して起こってしまう場合も多いものなのです。

ぎっくり腰の場合、きっかけは重い物を持ち上げたり、腰をひねったりといったことが多く、普段からそういった仕事によって、腰の筋肉に疲労が蓄積されている場合に起こりやすいですが、首の場合も同様で、普段から長時間のデスクワークなどで首や肩の筋肉が緊張し、疲労が蓄積されている場合に起こりやすく、やはりきっかけとしては、首を捻ったり、腰など他の筋肉に力が加わったことなど、急に強い力が加わったことによります。

対処法としては、どちらも同じで、痛みの激しい2、3日はなるべく痛い部分を動かさず安静を保ち、患部を湿布などで冷やします。痛いからと揉んだり、温めたりするのは逆効果で、痛みが悪化してしまう場合もあるので、くれぐれも気を付けましょう。だいたい一週間ほどでほぼ痛みも取れますが、そうしたら今度はストレッチやマッサージなどで筋肉をほぐし、リハビリをしましょう。完治が早くなります。

そして、普段から首や肩、腰に負担が掛からないような動作や姿勢を心掛け、筋肉を鍛えることが大切です。一度筋肉を傷めた腰や首は、冷えた場合や疲れた場合に再度繰り返して痛くなってしまいます。一度傷付いた筋肉の状態が戻るまでには数年は掛かりますので、再発を予防するためにも、筋肉をほぐしたり鍛えたりといったアフターケアが必要なのです。


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