ぎっくり腰

ぎっくり腰と坐骨神経痛は親戚!?深く関係する両者の関係性

ぎっくり腰というのは、腰に疲労が溜まっている場合などに、急激な強い力が加わった拍子に起こります。そのきっかけは重い物を持ち上げたり、腰を捻ったり、くしゃみをしたりと様々です。突然激しい痛みに襲われ、激痛が2、3日続きますが、だいたい一週間ほどでほとんど痛みもとれてしまいます。

しかし、中には痛みが数週間経ってもひかないとか、腰だけでなくお尻や脚の痛み、またしびれなどが出てくる場合があります。この場合、ほとんどが坐骨神経痛を併発していると考えられます。

ぎっくり腰と坐骨神経痛はとても密接に関係していて、どちらも腰椎や骨盤のズレが要因となっている場合が多いのです。また、椎間板ヘルニアも両者とは深く関係していて、この3つはお互いに要因となったり、同時に起こったりします。

椎間板ヘルニアが腰の痛み、脚のしびれが中心なのに対し、坐骨神経痛は腰からお尻、脚と範囲も広く、痛みに伴いしびれが中心となります。ぎっくり腰と同じ部類に挙げられるこの坐骨神経痛は、脊髄の神経が圧迫されて起こります。ぎっくり腰と同様で、腰に負担が掛かり、疲労が溜まった場合になりやすいので、長時間のデスクワークや車の運転、重い物を持ち上げるといった職業の人に多くみられます。

ですから、ぎっくり腰の痛みが数週間経ってもとれなかったり、脚などのしびれがみられたら、まずは坐骨神経痛が疑われます。整形外科を受診し、レントゲンなどで正しい診断を受けてください。どちらの場合も対処法としてはだいたい同じですが、他の病気に原因がないかを調べることも大切です。

こうしたぎっくり腰や坐骨神経痛の場合、痛みが残っているうちはコルセットを着用し、腰に負担の掛かる仕事の場合は十分に休暇をとる事が大切です。痛みのあるうちに無理をしてしまうと、悪化を繰り返し、結局長引いてしまいます。

そして痛みが治まってからも、疲労が溜まったと思ったらコルセットを着用し、普段からなるべく腰へ負担が掛からない様な姿勢や動作を心掛けましょう。ストレッチやマッサージ、運動などで筋肉をほぐしたり、腹筋や背筋などの腰回りの筋肉を鍛えることも大切です。また、整体院や鍼灸院などに通って、定期的にメンテナンスをしてもらうのも効果的です。

脊髄や筋肉の状態が戻るには、何年もかけて根気よくアフターケアを行うことが大切です。繰り返しぎっくり腰や坐骨神経痛の痛みに悩まされないよう、生活習慣を考えながら予防しましょう。


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