ぎっくり腰

ぎっくり腰なのに腹痛?・・に隠された内臓疾患の重要性とは!

何かの拍子にグキッと筋肉を傷めてしまうぎっくり腰ですが、そのきっかけは重いものを持ち上げたとか、腰を捻ったとか、くしゃみをした瞬間とか、人それぞれです。しかし、一般的に腰に疲労が溜まっている場合に起こりやすく、弱った筋肉がこういったきっかけで損傷し、炎症を起こすのです。いわば腰が捻挫をした状態といえます。

2、3日は動けないほどの激痛が続きますが、この痛みは大変にひどいものなので、まれにお腹の神経にまで影響して脳に伝えられ、腹痛を感じる人もいます。それほどつらい痛みだということです。痛みの激しい時期には、絶対安静にし、冷やしたり、鎮痛剤を服用するなどして、少しでも痛みを軽減させましょう。

通常は1週間ほどでほとんどの痛みは治まり、数週間で完治となりますが、もしこの痛みがなかなか取れない場合には、他の病気が要因となっている可能性もあります。さらに腹痛が伴っている場合は注意が必要です。腰回りには内臓がたくさん詰まっているため、こうした内臓疾患によってぎっくり腰を引き起こしたり、併発したりといったケースも多いのです。

中でもよくみられるのは、女性の場合の婦人科系疾患です。子宮筋腫や卵巣腫瘍などの腫れで、神経を圧迫し、ぎっくり腰を誘発する場合があるのです。こうした病気では腹痛が同時に起こるものなので、内臓が要因となっている例としては可能性が高いものです。

また、他に腎盂腎炎などの腎臓疾患や尿路結石なども、ぎっくり腰と同時によくみられる病気です。こうした内科・泌尿器科的な疾患があると、ぎっくり腰の腰痛と共に腹痛がみられるため、痛みがなかなか取れなかったり、腹痛が伴う場合には、早めに整形外科を受診し、レントゲンでの診断を受けましょう。他の疾患が要因となっている場合には、早めに治療が必要となる場合もあります。

中でも、腹部大動脈瘤など、一刻を争う重大な疾患が隠れている場合もないとはいえません。単なるぎっくり腰といっても油断はせず、腹痛などの腰痛以外の他の症状がある場合には、是非とも早めに受診してください。


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