ぎっくり腰

簡単には治らないぎっくり腰・・歩けるからと無理をすると悪化する!

ぎっくり腰は、何かの拍子に腰に急激な力が加わった時に、いきなり動けなくなるほどの激痛が走ります。その激痛は2、3日続き、その間は歩けないほどの痛みが続きます。しかし、ぎっくり腰というのは腰の捻挫で、いわば傷と同じようなものです。ですから、その傷の程度、ここでいえば炎症の度合いによって、その痛みにも個人差があります。全く歩けないほどの人もいますし、なんとか歩けるほどの人もいます。

基本的に、ぎっくり腰になった場合は、「安静」と「冷やすこと」が一番の治療法です。唯一の治療法と言っても過言ではありません。ですから、まずこの激痛のある数日間は、極力動かさずに楽な姿勢を保って安静にしているのが一番です。そして少しでも痛みが軽減するよう、血管を収縮させるために湿布や氷で患部を冷やすことも大切です。痛みが軽く、歩けるからといって無理に動いてしまったり、入浴や、間違って温湿布などで温めてしまうと、悪化してしまう場合もあるので注意しましょう。

しかし、ぎっくり腰の原因には、他の病気によって引き起こされる場合もあります。もしなんとか歩けるほどの痛みであった場合は、決して無理をしない範囲で、整形外科を受診し、レントゲンを撮ってもらい、筋肉・骨・内臓など、他の病気がないかを調べてもらいましょう。そうして原因を特定することで、ぎっくり腰も他の病気も早く治るよう、治療が出来ますね。あくまでも歩ける状態であった場合にかぎります。動けない状態で無理をする必要はありません。

また、歩けないほどの痛みがある人が、応急処置として、マッサージや鍼灸、ブロック注射などで、一時的に歩けるようになる場合もありますが、これはけっしてぎっくり腰が治ったわけではありません。痛みが一時的に引いただけなので、勘違いして、歩いたり、動いたりするのは大変危険です。悪化する場合もありますので、歩けるようになったからといって、無理はしないでください。

また、激痛で動けなかった場合でも、歩けるほどに痛みが回復したら、整形外科を受診し、レントゲンで他の病気がないかを調べたり、リハビリと再発防止のために、整骨院や鍼灸院に通うこともおすすめいたします。一度ぎっくり腰になると、筋肉の状態が完全に治るまでの数年間は、繰り返し起こることが多いのです。普段から、腰への負担が蓄積されないよう、メンテナンスを心掛けることも大切なのです。


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