ぎっくり腰

ぎっくり腰にインドメタシンを含む湿布を使用する際の注意点

ぎっくり腰に湿布を、とくにじくじくと熱を持ったような痛みに対処するために冷湿布を使っていると言う人は多いかと思います。冷湿布にはインドメタシンなど、炎症を抑える作用を持つものがあり、ぎっくり腰の熱を伴うような痛みの元である炎症に効果的な対処方法と言えるでしょう。ですが、だからと言って何時までも湿布をつけ続けていてはいけません。

インドメタシンは、筋肉の再生を阻害する働きを起こします。と言うより、インドメタシンの主な効能はこの作用によるものといって良いでしょう。なぜ再生の邪魔をするのが良いのか疑問に思われるかもしれませんが、これは、筋肉が再生する際に発生する痛みを抑える意味と、炎症により筋肉が過剰に作り直されるのを防ぐ意味があります。筋肉再生に伴う痛みがピンと来ない方は、いわゆる筋肉痛を思い浮かべていただければわかりやすいでしょう。炎症のような過剰反応に対しては、この抑制効果がうまく噛み合って効果を発揮するのです。熱を伴う痛みがあるうちはそれほど問題にならないでしょう。

ですが、炎症が治まり健康体になってからも腰に湿布を張り続けると、当然、筋肉の作り直しが邪魔され続け、どんどん腰の筋肉が弱くなってしまいます。そうなれば、ただでさえぎっくり腰を起こして固まってしまった腰がさらに凝りやすくなり、再びぎっくり腰を起こしたり、慢性的な腰痛に悩まされるなどの悪循環を起こしてしまうでしょう。

湿布と言うと適当に使っても問題ないように感じるかもしれませんが、立派なお薬の一つです。用法用量を理解して正しく使わなければ、副作用を起こして体を悪くすることもあります。ぎっくり腰がじくじくと酷く痛む間は湿布などを使って対処する事も必要かもしれませんが、痛みが引いてきてからは体が持つ自然治癒能力に任せる事こそが重要と言えるでしょう。


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