ぎっくり腰

ぎっくり腰をいち早く完治するために家庭で出来る事

ぎっくり腰になった時、もちろん整形外科医などの専門家に観てもらうのが一番ですが、多くの病気と同じように、家庭での対処も重要になります。

ぎっくり腰になった時は、何をおいても安静にする事が一番です。特にぎっくり腰になった直後は、無理に動こうとせず横になって楽な姿勢を取り、腰に負担をかけないようにしましょう。痛みがひくまで2・3日かかることもありますので、仕事などがあっても休む事をお勧めします。無理を押して仕事をしても、作業能率が下がるばかりか、ぎっくり腰の治療が遠のき、結果としてマイナスになってしまいます。それでも出なければならないと言う時は、コルセットなどで腰を固定し、出来るだけ痛みの少ない楽な姿勢をとるよう心がけるのが良いでしょう。ただし、繰り返しになりますが、ぎっくり腰には安静にするのが一番であり、それ以外は苦肉の策にすぎません。仕事に限らず、人に代わってもらえることは、恥ずかしがらずに任せてしまいましょう。

ぎっくり腰は腰の捻挫のようなもので炎症を起こしているので、熱を伴った痛みがひくまでは患部を冷やすのも有効です。ただし、冷やそうとするために患部へ負担がかかるような姿勢を続ければ本末転倒なので、氷嚢をタオルや包帯などで固定したり、冷たいシップなどを張るなど、楽な姿勢のままで冷やす手段をとり、無理な場合は安静にする事を優先しましょう。家にシップがないからと痛みを押して買いに行くのもやめた方が無難です。お風呂なども出来れば避け、濡れタオルで体を拭くなど腰を暖めない方法を取るのが良いでしょう。

さて、患部を冷やしながら安静にする事で、ぎっくり腰の痛みが引いたとします。しかし、ぎっくり腰を完治する上で、本当に重要なのはここからです。最初に言ったように、ぎっくり腰は尾を引きやすいので、痛みが引いたからといって油断してはいけません。痛みがひいたというのは、裏を返せば注意が薄れるという事であり、ここでの油断は悪化や慢性化のきっかけになってしまいます。

先ほどぎっくり腰には腰を冷やすのが良いと書きましたが、痛みが引いてからはむしろ腰を暖め、血行を良くして凝りをほぐした方が良くなります。さじ加減が難しいところですが、とりあえず痛みが引いてきたら冷やすのをやめ、痛くなったら冷やすくらいの気でいるのが良いでしょう。コルセットについても、負担がかからないということは運動機能の低下に繋がるので、痛みが引いてきたならコルセットに頼らない方が今後のためになります。

最後に、痛みがひいたからといって病院通いをやめるのではなく、特に病院へ行く前に痛みが引いたという人は、一度きちんと整形外科の診断を受けることをお勧めします。単純な運動不足などが原因であっても、具体的にどのようにして運動機能を回復させるかの指示を期待できますし、ぎっくり腰の原因となるような別の疾患が発見されるかもしれません。出来るだけくせを残さず治療するために、一度は医師の指示を仰いで見てはいかがでしょうか。


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